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2018/10 シャンパンタワーが立てられない 登場人物寸評＆好きなセリフ編

2018年10月15日月曜日

観劇録 劇団シアターザロケッツ

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さあ、波瀾の夜の幕開けだー。ようやくネタバレで感想が書けるぞ！！！駄文ですが、お付き合いいただければ幸いです。

↓ネタバレ注意（再演の時に備えて、若干の改行ｗ）↓




















まずは、出演別、寸評および好きなセリフ＆ツイートをまとめました！（台本を観ながらですが、なるべく観たままの台詞で書いてます！）
  • パンプキン（井上さん）
    • ボーイ、ではなくキャストのパンプキン。キャスト名は店長の思い付き（笑）。かぼちゃの煮つけが得意（食べてみたい）。気が利くんだか利かないんだか、どこか抜けている（質問力の高さや行動を見ているとわざと抜けているのではないかと思われる）が、決して憎めない。
    • ペンション桂木やチャペルで会いましょうで見た井上さんが強力にパワーアップして大暴れ（笑）最初の～郷です！とかさすがにうわ～ずるいなぁ～って思いましたｗ
    • 好きなセリフ
      1. シャンパン、ジャパーン、（あっ郷です！）
      2. ああぁ、手伝うこと…さえ…
      3. クラブぅ～神無～！

  • 店長（赤沼さん）
    • CLUB神無の店長。記憶力が悪いのが玉にきず。結果、おそらくこの日一日で記録的な大赤字をたたき出していると思われる（笑）。しかし、よく考えたら、あのワイングラス、どこから持ってきたんだろうか…少なくとも外からなのだが…（笑）もしかしたらそれももう、忘れているかもしれないｗ。
    • ロケッツでは店長や支配人、だけどちょっと訳ありなお父さんといった役柄が定位置な印象のある赤沼さん。終盤のロケッツ定番台詞（好きなセリフ参照）が出てくるあたり、そして最後のドタバタの中で帽子を見つめて…ってなっているあたりはさすがだなぁ…と思いました。
    • 好きなセリフ
      1. ハッピバースデートゥーユー♪
      2. もう、何が何やら…
      3. 何が嘘で…何が本当か…なんてそんなの、ねぇ…か…

  • 静香（ゆいさん）
    • 初回荒らしのキャバ嬢。加えて酒豪のため、キャストおよびお店からすれば迷惑でしかない。カツオのタタキが好物。でも意外に乙女で純情。純情であるためか、最後には犬になって思い出とともに大人の階段を昇っていく（言い方ｗ）
    • ちょっと面倒くさい女の子（言い方ごめんなさいｗ）を演じ、序盤と最後の笑いを持っていくあたり、そしてつかささんとの掛け合いはもはやロケッツ定番と言っていいなじゃなかろうか（毎回キーワードを楽しみにしてしまうのでｗ）。
    • 好きなセリフ
      1. 聞こえてっぞ！！！
      2. あ、その子「も」可愛いから～
      3. だって、誰も優しくしてくれないんだもん！！

  • 渚（つかささん）
    • 謎の落語家。まんじゅうこわいと番町皿屋敷をやれるあたり相当の腕前と思われる。落語は得意なのに手紙を送るなど思いを伝えるのは苦手。なぜか幸之助にあたりが強いのは同じ関西（松下幸之助が関西出身）出身だからだろうか（そんなことはない）？
    • ロケッツお笑い担当（違）のつかささん。ゲイの次は落語家というこれまた難しい役なのに必要以上の嫌味がなく、ボソッという突っ込みのセリフが的確にツボをついてくる。
    • 好きなセリフ
      1. だんさんいはらへんのかなぁ…
      2. あぁ…落語がぁ…得意でぇ…
      3. 懲戒免職っ、体験入店、懲戒…体験…あああっ


  • 真琴（みやび）
    • 右大臣。寄席が大好き寄席ガールのため、見えないはずのうどんが見えるらしい（笑）。みどりに怒られた後にごめんなさーい！と言ったり、みどりが怒った後にキャストに頑張ってね！と言ったりなど、結構愛くるしいキャラだったりする。
    • こんなキャバ嬢（ではないのだが）が居るのではないか、というぐらいに似合ってしまっていて(笑)。実際には素の笑い上戸なところ（サプライズのやり直しはほぼ毎回笑わされているｗ）が随所に出てきてそれはそれで舞台の筋と違ったアクセントを加えてくれていい感じでしたｗ
    • 好きなセリフ
      1. リ・シ・ヤール、リシャール！！
      2. （ちゃんと仕事してよね）ごめんなさーい！
      3. そんなの…相手によって変えるにきまってるでしょ！



  • みどり（さっきー）
    • 謎のゲスト。その正体は…。トマトジュースの飲みかけで間接キスになろうとしたところで恥ずかしがるところや、最後の最後に見せるあどけない表情はやはり20歳の女の子。
    • 普通の女の子と威厳のある姿を演じ分けるむずかしさ、そして何より「笑ってはいけない」という制約のある難しい役回り。
    • 好きなセリフ（ここだけは３つに絞れませんでしたｗ）
      1. こんばんわっ…あの…こんばんわっ！
      2. やべー、私やべー。
      3. ふふっ、かぼちゃっ？
      4. しゅん…
      5. ほぼ最速よ！
      6. ちゃんと仕事してよね！
      7. どう…？もっと大切にしたくならない…この場所…
      8. しっかりしてください…店長！
      9. 何が嘘で、何が本当か…なんて、そんなの…ねぇ？
      10. 私…ホスト嫌いなの！だからよ。
      11. …私の店ではあり得ない

  • 和代さん（まゆみさん）
    • 左大臣。面倒くさいことをバリバリこなしてそうな女社長。店長とは長い付き合い。でもハロウィンとかぼちゃがもしかしたら好きだったりして（笑）。個人的に好きな（自分も面倒なのを受け持つタイプなので）役だったりしますｗ
    • 役が役だけに、今回の舞台ではある意味一番演じにくい役柄ではないかと思われる。しかしそんなこともなく初回観劇の際はまんまとだまされてしまいましたｗ
    • 好きなセリフ
      1. パーンプキン！
      2. もうそれぐらいにしたらどうですか…オーナー？
      3. それ受け持ってるの誰だと思ってるんです？

  • カツオ（林さん）
    • 内勤のカツオさん。カツオというだけで静香に絡まれてしまった損な役回り、というか全般的に損な役回りである（笑）。北の国からにあえて参加しないあたり恐らく最も神無で現実感覚に優れていると思われる。
    • 佐山家シンフォニアの横山さんと似てはいるものの、今回はどちらかというと当事者により近い立場で全体を俯瞰している…んだけど一番重要な12時の時間合わせを担っている。流石の一言。
    • 好きなセリフ
      1. こちらはホスト同士でやるルールになっておりますので！！
      2. おおっと！こいつは大物だ！！
      3. 食ってんじゃねーよ！！


  • 朋美さん（しわすださん）
    • 謎のゲストその２（笑）。サングラス着用（暗くないのだろうか…ｗ）。格言が好き。No2を支えていた事実が発覚した時のリアクションや最後の…シャンパン！から見るに意外にツンデレ系キャラクターの可能性あり。
    • ペンション桂木といい、しわすださんはこの手の謎めいたキャラをやらせた時のキレが半端ない。
    • 好きなセリフ
      1. …ウーロン…茶
      2. …チェンジ！！
      3. …シャンパン

  • 幸之助さん（ねぎさん）
    • パ○ソニックの人（違）。格言とホンダのバイクが大好き。色白でドラキュラ適性あり。しかし一体いつ併せたんだあの振付…ｗ
    • うんちくを絡めた長台詞を言わせたらロケッツNo.1（劇中ではNo.2だけれどもｗ）ではないだろうか…。しかし毎日つかささんにアドリブで弄られたりとお笑い要素も外さない辺りがイケメンである。
    • 好きなセリフ
      1. いたっ！！
      2. ハッピーバースデー…！
      3. 毎日、奇跡の連続なのかもしれないですね…

  • 光希さん（みささん）
    • 美人のお姉さん（ただの感想じゃないか←）。誕生日当日を狙って神無へ凸る辺りガチ勢なわけで、いきなりシャンパンぶっかける辺りおっかないなーと思いつつ、リュウキがそれでもガラスの靴を履かせたいと言う辺り、実はすごく良い女性なのではないか…とも思えなくはない（女こわっ…）
    • 美人のお姉さん（２回目←）。だけどおバカ姉妹…。に加えてどうやら変顔姉妹の称号まで得てしまったらしいです…。ｷﾘｯとした女性の役ならみささんってイメージができてますけどねｗ。
    • 好きなセリフ
      1. ダサくなんてないわよ…
      2. 私は…もう十分…
      3. あんなこと言う男のこと、信用できるかっ…

  • 宗一郎さん（啓太さん）
    • パナソニ〇クの電球しか使わない（本当かｗ？）、うんちく好きな会社社長。お酒を飲んだら（当たり前だが）バイクには乗らない、喧嘩はやたら強いというチート設定だけど、これまた憎めない役回りｗ
    • 雨のち晴れのお兄ちゃん。お客さんが一杯居たので、「雨やまないね」の台詞を大きな声で行ったところ、その日観劇に来ていた大森美優ちゃんに向けてのサービスと受け取られてしまう辺り、何というか憎めないｗ
    • 好きなセリフ
      1. 雨やまないね…
      2. ブーンブンブン、ブーンブンブン！
      3. By宗一郎…はっはっはっ！

  • チェリーさん（きょうじさん）
    • ずるい。ずるすぎるｗ（褒めてます）。登場から笑いを掻っ攫い、キャラ設定だけで最後まで突っ走ってしまうというある意味、暴走キャラですｗ。これ再演の時どうするんでしょうかｗｗ（フランケンの所とか特にｗｗ）
    • 雨のち晴れの嫌味なキャラから一転して今回ある意味MVPであったチェリーさん（本名はもはや意味をなしませんｗ）。さっきーを軽々と持ち上げてしまうシーンはフランケンそのもの。感想ツイートへのRTが実は楽しみだったりしました（さっきーへの誤爆も含めｗ）。
    • 好きなセリフ（絞れませんｗ）
      1. ほぼ最速ですけど！
      2. おお、雨やんでる～
      3. 黙ってろ…！
      4. （キャストは全員居て）かしこまりました
      5. 毎度っ！
      6. ふんがー！
      7. そっちの方が…粋ですよ
      8. どっちの道も、簡単じゃないでしょ…！

  • 真知子（みなみなみさん）
    • ある意味12時制約のきっかけを作った張本人。ハッピーバースデーのちょっと前のところで、女性陣が奥の席に座るときにそこに光希が居て嫌な顔をするんだけど、そのあとの相撲のシーンで宗一郎と酒を飲みかわすシーンがいいんだなーこれが。
    • 回文ネームというだけで推し補正がかかる、みなみなみ、さんです（これ、いつかお話しないといけないやつですがｗ）。期間中の変顔ツイートはもはや正座待機もの。去り際に関するツイートを観て、舞台が終わった後で好きになった役、No.1です。
    • 好きなセリフ
      1. 降りてこいやー！！！
      2. なんですか～？
      3. あー！！！、っあああーー！！！
  • 拳士狼さん（網代さん）
    • 神無のシャンパンタワー立て＆買い出し担当（違ｗ）。No.1じゃないんだけど、お母さんに良い所を見せたいあまりに月光を浴びてオオカミに変身…（だから違ｗ）。相撲に勝利するのは良いんだけど、ガラスの靴をそうやって受け取った人はきっと拳士狼さんが初めてなんじゃないだろうかｗｗ
    • 笑い要素が多い今回の芝居の中で、しんみり要素要員の拳士狼。千秋楽のお母さんが去るときの演技が絶妙過ぎて、期間中唯一、泣きそうになった。
    • 好きなセリフ
      1. そんなに、上手くはいかない…か。
      2. 体…大丈夫なのか！？
      3. 前橋…ありがとなっ

  • 翼さん（大橋さん）
    • 神無のごますり要員（違ｗ）。シュンとする女の子に弱かったり、美人に弱かったりするものの、最後の最後できっちり格好のいいところを見せつける、と思いきやプロポーズしたつもりはないというヘタレっぷりを発揮ｗ
    • ロケッツ初参加の大橋さん。ツイッターでいろいろとふぁぼいただいたりしています（感謝）。しかし終演後のShowroomで遺影扱いされるという事案発生して笑いましたｗ。にしてもShowroomやりながら先着順でメール送ってくれって斬新すぎる企画ですよねｗ
    • 好きなセリフ
      1. あいつも～翼の折れたエンジェ～ル
      2. 靴は探せば無数にあるけど、あなたはこの世に一人だけだ
      3. プロポーズしたことになってるんですけど～！！
  • リュウキさん（森岡さん）
    • 神無No.1ホスト。なんだけど拳士狼と売上が互角って言っちゃったり、光希にガラスの靴を履かせるって言っちゃうあたりはやはりNo.1らしい、んだけどあっさり宗一郎さんにやられるあたりでクスクスしちゃったりもする。あのシーンの顔の赤さがリアルっぽくてすごかったです。
    • Twitterの画像と見比べてのギャップNo.1。最初の方は嫌な感じのキャラなのに、最後に行くにつれて自然といいキャラになっていくのでそのあたりの演じ方が難しかったのではないかなあと思いながら（そしてそこの演じ方うまいなあと思いながら観ていました。）
    • 好きなセリフ
      1. 目的は特技披露じゃなくって…
      2. 今月の売り上げ、互角ですよ…？
      3. それまでずっと、毎日あなたの誕生日と思って、接します…！

  • 沙知恵さん（松田さん）
    • 拳士狼のお母さん。シャンパンよりもビール党、しかもジョッキ派。ジョッキで飲む時点で元気じゃないのかｗ？、という突っ込みはさておき、息子のためにホストクラブにまで来てしまいシャンパンまで頼むってある意味すごい行動力だなぁと思いつつ、少し拳士狼がうらやましかったりしました。
    • 松田さんの出てきた瞬間の訳あり間と、靴を履いた後＆去り際のしんみりさせ度合が笑い続きの本作でのよいアクセントになっていたと思います。にしても、拳士狼＆お母さんがいなかったら神無はどうなっていたんでしょうか（みどりがOKださなかったような気がｗ）。
    • 好きなセリフ
      1. こっちの方があってるわ…
      2. だまし甲斐がないわ…
      3. ほっ、ほっ、ほっ

人数が多いのに、どの役もそれぞれ個性や見どころがあって、終わっても全員のことを思い出せるのがロケッツ作品のいいところ。また次の機会にお会いできるのが楽しみです。
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